2024-02-22
64期生 早期体験実習
2月13日から22日まで64期生の1年生が早期体験実習を行いました。
昨年6月に早期見学実習を2日間行い、初めて病院実習へ行き、病院・病棟の構造や設備、実際の看護師活動を見学してきていました。
今回は、6月に実習に行った同じ病棟へ行き、実際に患者さんに看護技術を提供してきました。この看護技術を行うために、事前に学生達は看護技術試験を行い、全員合格できたうえで実習に臨んでいます。
臨地実習では電子カルテから患者さんの情報収集するということはせず、患者さんとのコミュニケーションや、患者さんのベッド周囲の環境からの情報、看護師さんからの情報を得て、どんな援助が必要か考えていきます。翌日学内実習になり、考えてきた援助が実際に行えるか学生同士でペアになり、演習を行います。改善点があれば計画を見直し、そして翌日に臨地実習に行き、患者さんに援助を提供することをしてきました。
しっかり計画をたてたつもりでも、臨地実習に行ってみると、患者さんの状態が変わっていたり、退院していたり状況が変わっていることもありますが、その中でまた援助を考え直したりしながら、一生懸命患者さんと向き合い、援助を行っていました。
実習最終日は、グループ内で提供した看護技術についてパワーポイントを作成しまとめ、各グループで1例発表し、学生全員での学びを深めることができました。
発表後には活発な質疑応答を行うこともできました。
初めて患者さんに看護技術を提供したことで、技術不足を感じる学生もいましたが、技術は練習あるのみです。看護師は知識も技術も求められますが、そのためには、日々学んでいくしかありません。この実習の経験を活かし、2年生での看護過程実習に結びつけていけるといいですね。