2023-03-08
61期生卒業式
3月6日は61期生60名の卒業式でした。
今年度は多くの保護者の皆さまにご列席をいただき挙行することができました。
61期生は、2020年4月に入学しました。入学時COVIⅮ-19により、体育館での入学式を挙行することができない状況となり、校内の教室で保護者や来賓の皆様にご出席いただけず、教員のみで「入学を祝う会」を行いました。その後、すぐ緊急事態宣言が発令され授業がオンラインになりました。慣れない学校生活で不安の中オンライン授業に切り替わり、友達を作ることもままならなかった学生達。未知のウイルスにどう対応すればいいかわからない状況が続いたため、行動制限が強いられ、色々な行事も行うことができませんでした。そんな状況下でも仲間を作り、団結していった学生達でした。
渡辺学校長より共にした仲間の大切さ、患者様に寄り添う看護の難しさのお話があり、初代学校長の若月先生のお言葉である「弱いものを支えるのは人間の義務、協同の精神」についてもお言葉をいただきました。
JA長野厚生連代表理事の洞理事長からは、安心して暮らせる地域作りのため、多様性の問題と向き合うこと、人の命と健康を守ることに誇りをもって頑張り、共に厚生連支援・尽力してくださいとのお言葉をいただきました。
答辞の61期生代表者の小林眞織さんから、看護の道に悩むことはあったものの、みんながいたから乗り越えられたという仲間への感謝や、母親への感謝の言葉もあり、最後まで彼女らしさがでている素直な言葉でした。
卒業式初のイベントとして、これから就職する厚生連事業所の各病院からのメッセージをいただき、映写会も行なわれました。病院によっては、昨年の卒業生60期生のメッセージもあり、元気に働いている姿に教員もとても嬉しく思いました。メッセージ動画作成にご対応してださった皆様ありがとうございました。
式終了後に、学生からのサプライズで3学年教員へ歌や花束、色紙が贈呈されました。教員全員涙です。学生達は卒業式前に集合する時間があまりなかったのですが、いつの間にこんな準備をしていたのでしょうか。
また、教員からも卒業生にサプライズ動画があり、保護者の皆様と最後まで温かい気持ちの式になりました。
入学式も戴帽式も参加することができなかった保護者の皆様も最後の卒業式は参加することができて本当に良かったです。子供さんたちの成長を見ることができたのではないでしょうか。ここまでこれたのは、保護者の皆様の支援があったからこそです。看護師になっても、経験を積むまではまだまだ大変な時期が続くと思います。これからも一番身近な存在として応援してくださればと思います。
卒業しても、教員はいつでもみなさんを応援しています。辛い時も嬉しい時も何かあれば気軽に遊びに来てくださいね。卒業おめでとうございます。