2022-11-22
統合実習
今年も統合実習の季節になりました。3年生はこの統合実習が最後の実習になります。
コロナ禍においても、臨地実習を行わせていただいていましたが、今の感染状況では例年通りとはいかないため、学内実習、4日間の臨地実習と初めて行う形式で実習を行っています。
学内実習では、複数受け持ちの患者様に対応できるよう複数のシナリオが考えられ、教員が患者役、看護師役を行っています。どんな看護が必要になるかその場で情報収集をし、看護を考えて援助していきます。個々の技術試験やグループメンバーで臨床判断能力演習も行いました。また、災害看護の演習も行われ、実際に学生同士でトリアージを行ったり搬送などをしたりしました。
コロナの抗原検査を実施して、翌日から臨地実習へ行きます。臨地実習では、師長さん、リーダー看護師、チーム看護師、介護士さん、看護助手さんなど様々な職種のみなさんにつかせていただき、1日の看護の流れを学んでいきます。この感染状況で病院も大変な時に、臨地実習を受けていただき、本当に感謝です。統合実習では夜勤実習も行っていましたが、今年は行うことができません。非常に残念ですが、4日間の臨地実習でしっかり学んできてもらいたいと思います。
来年の春からは看護師としてチームの一員になっていきます。最後のこの実習の学びを大切にしてもらいたいですね。