2023-11-13
第62回 長野県看護学生看護研究発表会&64期生フィジカルアセスメント演習
令和5年11月8日 松本市キッセイ文化ホールにて第62回長野県看護学生看護研究発表会が開催され、62期生・63期生の学生が参加しました。
県内の看護専門学校の代表者が看護の成果を発表する場として毎年実施していましたが、4年前の新型コロナウイルスの出現により中止されていました。今年は5類となったこともあり、4年ぶりに開催されました。各学校の代表者の発表を聞き他校からも活発に質疑応答がみられました。
今後の看護に活かしていけるような議題も多く、良い気づきと関りができていると感じました。
発表会最後には奥山美奈先生の講演会もありました。社会人基礎力とは何か?ビジネスマナー・接遇についてのお話を聞きました。
通常の挨拶は笑顔で行うことが基本ですが、医療の現場では急変時対応や死亡退院などの場面で挨拶を行うこともあるので、いつも笑顔がよいというわけではないということを「表情管理」にも気をつけると説明されており、大変わかりやすいと感じました。
来年度には社会人となる3年生、領域実習の始まる2年生にとってためになる話だったと思います。
64期生の1年生は、発表会に参加することなく、校内での講義でした。1~4限までしっかり講義でしたが、午後はフィジカルアセスメントという講義でした。
この講義は、今までは机上で行っていましたが、今年度は演習もいれて行いました。
患者情報からどのような状況であるかグループ内で考え、その考えに沿って実際に患者役、家族役、看護師役と役割を決め、看護を提供していきました。
2グループが演習している間、他のグループは見学し、同じ患者情報でも自分たちとどんな違いがあるのか、またコミュニケーションはどうだったのかなど、演習後にグループ内で評価を行い、講評も行いました。
机上だけではわからない部分も自分たちが考えたことを演習し、また他のグループも見学することで、学びにつながっているように感じました。
3学年とも、学びの深い1日になりました。
それぞれ、この学びを大切にしてもらいたいです。