57期生の皆さんご卒業おめでとうございます。
学生生活を無事に終え、これからは看護師として羽ばたいていくことでしょう。
私は初めて担任を任され、皆さんにとっては嫌な事でも伝えてきましたね。表情にすぐに出してしまう学生・その後から口をきいてくれなかった学生など様々でした。皆さんに嫌がられても、私は皆さんの事が大切でした。皆さんが、5年後・10年後、私が言った意味が分かる日が来ればいいなと思っています。皆さんが卒業され、心にぽかーんと穴が空いたように寂しい気持ちでいっぱいの私ですが、在校学生に良い教育を提供するため日々頑張っています。
皆さん、看護の世界は素晴らしいです。皆さんが看護師となって、立場や環境は変わってしまいますが、学ぶという姿勢は同じです。学ぶ事をやめてしまっては成長はありません。ぜひ、自分を成長させるため努力していってほしいです。
日々の仕事の中で、辛さや喜び、苦労や達成感の中、自分なりにその状況の中から、何かを学ぶことができれば、それが看護師としての成長へとつながると思います。そして、自分自身の喜びが、人に幸せを与えていくような選択ができる、看護師になってください。誰かに必要とされる看護師にぜひなってほしいと思います。
皆さんが各厚生連病院で活躍されることを心から祈っています。　　　　　　　　　

57期生Aクラス担任　　　坂本　静