基礎看護学実習Ⅰ-2
11月1日から11月6日までの4日間、1年生が基礎看護学実習Ⅰ-2に行ってきました。
今回の実習では初めて患者様に援助を行わせてもらうということもあり、学生たちの気合は十分!前日の放課後まで実習室で練習をしていきました。
実習では、バイタルサインの測定、コミュニケーション、食事の援助、移動の援助等を患者様の状態に合わせて学生がケアプランを考え実施します。
初日は病棟に行くまでの短時間でも予習が欠かせません。
しっかり身だしなみもチェックし、気合を入れて、いざっ病棟へ!
病棟のオリエンテーションを受け、いよいよ患者様とコミュニケーション!
緊張はしていましたが、6月の実習時より積極的に話をしたり病棟看護師さんのケアが理解できるようになっていました。
沢山練習したバイタルサインの測定は、なかなか思うようにいかずに苦戦していましたが、指導者さんのアドバイスを受け少しずつスムーズにできるようになりました。
患者様と関わる中で、必要と思わせる援助を考え実施もしました。
準備から悪戦苦闘をしたり、援助の際中も患者様の様子を観察したり。汗びっしょりになりがら援助をしました。
反省もたくさんありましたが、何より患者様からの「ありがとう」という言葉と笑顔に、緊張していた学生からも笑顔がこぼれます。
日々のカンファレンスの中では「患者様の状態に合わせたケアをするために、病気のことや看護のことをもっと勉強したいと思う」という学生もいました。
実習を終えて、学内に戻ってきた学生たちの表情も実習前に比べるととてもイキイキしていました。
✿日々のクラス日誌の中から学生の言葉✿
【1日目】
患者さまにバイタルサインズの測定をして、とても緊張しました。課題も沢山みつかったので明日からの実習はしっかりできるように頑張りたいです。グループメンバーと協力しながら最終日までしっかりとやっていきたいです。
【2日目】
1日目がうまくいかなかったので計画を立ててチャレンジしたけど、やはり上手くいかないことも多かったです。その場のことに動揺せず対応できる心を持ちたいです。
【最終日】
・あっという間だったけど、とても濃い4日間でした。放課後毎日練習してきた成果が出た実習でした。明日からまた頑張っていきたいです。
・今日は今までの実習で学んだことを活かした援助ができました。患者さまともコミュニケーションをとることができ充実した実習になったので今後につなげていきたいと思います。
1年生は今回の実習で学んだことを各グループごと発表をし学年で学びを共有します。これから、更に専門的な勉強が始まります。さらには後期の技術試験もあります。次の実習は2年生になってからの基礎看護学実習Ⅱになりますが、それまで日々頑張ってもらいたいと思います!