59期生 基礎看護学実習1-①
「初実習を終えて」
私たち59期生は、6月20・21日の2日間入学後初めてとなる実習に行きました。各グループ、本院・佐久医療センター・小海分院に分かれ、各病棟の構造や看護援助など実際に看護師に付き見学させて頂き、様々な事を学びました。
私は、小海分院で療養型病棟の特徴や高齢者に対する看護の工夫(ベッドの高さ、接し方、環境整備など)を学び、その一つ一つに根拠があることを知りました。
また、この実習中に退院の瞬間に立ちあうことができました。患者さんの涙や病棟スタッフの表情から様々な思いを感じました。
この2日間は、看護師の背中を必死に追い、素早い看護手技、広い病院内に目を凝らし大変な事が多くありましたが、現場だからこそ学べる事も多くありました。教科書には載っていない看護師の経験からしか分からない事など貴重なお話も聞かせていただきました。
この実習で各々感じた事は様々ですが、日進月歩の医療の世界で日々学び続けることを忘れずに、それぞれの思う看護師像を目指したいと思います。
北村 翼