新任の先生✿ご挨拶
今年度は3名の経験豊富な先生方が着任されました。
着任早々、実習指導に入ってもらい活躍されています。
着任早々、実習指導に入ってもらい活躍されています。
今回は花岡惠子先生からのご挨拶です。
看護学校に転勤して一ヵ月がたちました。
坂城から通勤できるのかと心配でしたが4月28日から臼田まで高速道路が開通し快適に通勤しています。
今年の冬は寒かったですね。以前の職場のスタッフは、佐久は寒くて洗濯物が凍るとか・・・少し不安でしたが、初めて学校に来た時、玄関の横にある「いのちの学びひとすじに」と書かれた若月先生の碑を見て胸が熱くなりました。
学生の方々からの明るいあいさつ、素敵な笑顔に支えられています。給食のスタッフの方々が作ってくださるお昼も最高においしく癒されます。
私が助産師になろうと思ったのは、看護学校の実習でした。出産に立ち会い何もできない自分でしたが、ただただ涙があふれたことを覚えています。その時ご主人が真紅の薔薇の花束を両手いっぱいに抱えて分娩室に来て「ありがとう、僕たちの宝だね、大切に育てていこうね」と言って奥さまを抱きしめたのです。こんなに素敵な科が病院にあるのかとまたまた涙でした。看護師になり少し遠回りをしましたが助産師となり3000人以上の出産のお手伝いをさせていただきました。
「出産は奇跡です」
この多くの臨床での経験をもとに、学生一人ひとりに、いのちの尊さ、看護の素晴らしさを熱く伝えていけたらと思います。これからよろしくお願いいたします。
花岡 恵子
写真は娘と姉の家のわんちゃんです。