定年退職者の先生からのご挨拶
あっという間に19年経過しました
素敵な出会い ありがとうございました。
毎年4月になると緊張の面持ちの1年生が入学してきます。初めて親元を離れ、学生生活のスタートです。上級生も自分たちの経験を活かし、下級生の受け入れや集団生活のあり方を教えていきます。そして互いに成長していきます。
実習においても自ら考えないと進めないことが分かり、患者さんのために思考を深める努力をして力をつけていきます。それぞれ自らの力の発揮の仕方は違います。皆違って良いと思います。しかし、表現はきちんと相手に伝わるようにしていくことが大切です。
若さの素晴らしさは、すぐに吸収できる力をもっていること。吸収して変わっていける。その変化を日々、見るたびにワクワクしました。
時間は平等にもらえる。その時間をいかに過ごすか。それは自分次第。過ごした時間に無駄はない。きっと何かの役に立つ。
辛いことが多くあった人は辛かった分人にやさしくなれる。
空の段ボール箱を持ってよっこらしょと階段を上っていると、「先生、それ持ちます」と声をかけてくれたり、大変そうなことをしていると「それ、変わります」とやってくれる気配り。
授業をしていても、学生の反応(リアクションなど)があればあるほど頑張れました。講師の力を引き出すのも学生だと思います。互いに「やる気スイッチ」の押し合いかな。
平成30年3月で退職となりました。
今日に至るまで皆さんとの素敵な出会いに感謝。
ありがとうございました。 嶋﨑八惠子
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H25年度より看護専門学校(母校)に赴任。5年の間に400数名余りの学生を送り出しました。若い皆さんの吸収力は素晴らしく、成長を見ることが楽しみでした。
今年定年を迎える私は、次には患者としてお世話になるかと思います。命を預けることができるNsに成長されていることを期待しています。・・・・お元気で!!
西沢 たか子